JUGEMテーマ:健康

運動について

近年、日本では肥満者が増加して、生活習慣病を指摘される人が急増、その一方で、運動不足が蔓延しています。たとえば、内閣府によって2000年に行われた「体力・スポーツに関する世論調査」によると、運動不足と「感じる」とする人の割合が64.6% にも達してます。運動不足についで性別に見ると、運動不足と「感じる」とする人の割合は女性のほうが高くなっています。また、年齢別では、「感じる」とする人の割合は30 〜40歳代で高く、一方、「感じない」とする人の割合は60歳代以上で高いという結果が出ています。

病気との関連性

適切な運動習慣は、適正体重を維持し、生活習慣病の予防や改善に効果的です。30歳代以降では、筋肉量が減少し、基礎代謝

対処方法

運動には、「有酸素運動」と「無酸素運動」の2種類があります。有酸素運動は、体の脂質をエネルギー源とするので、脂肪を減少させる効果があります。たとえば、ウォーキングやサイクリング、トレッドミル、エアロバイク、ステッパー、エアロビクスなどがあります。有酸素運動は、心肺機能を高め、心機能や血圧などに好影響を与えます。

無酸素運動(レジスタンス運動)とは、筋肉に抵抗を加えながら、それに逆らって筋肉を収縮させる運動です。筋力や筋持久力、骨・関節の強化を目的とした運動で、たとえば、ウェイトトレーニング、バーベルやダンベルを用いる運動、スクワット、腹筋や背筋を鍛える運動、腕立て伏せなどがあります。

運動習慣は、若年者から中高年、高齢者までの全年齢層で効果が期待できます。ただし、運動の際には、各自に適した運動の種類と強度を選ぶことが大切です。

なお、過度な運動は、体内で活性酸素を発生させるため逆効果となります。たとえば、平日はまったく運動せず、週末に過激な運動を行うという習慣は好ましくありません0

サプリメント

運動の効果を効率よく得るために、サプリメントが利用できます。

運動による活性酸素を抑える

疲労物質「乳酸」を抑える

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JUGEMテーマ:健康

光の老化について

皮膚のトラブルで多いのは、紫外線による害です。日光に含まれる紫外線は、過剰に当たると体に有害であることがわかっています。紫外線による肌のダメージとして、「シミ」「シワ」「皮膚ガン」があげられます。シミやシワは単なる老化現象ではなく、紫外線に長期間当たることでダメージが蓄積されて生じる「光老化」です。光老化を防ぐには、日常生活での注意が大切ですし、肌のトラブルをサプリメントで改善することもできます。

病気との関連性について

紫外線は、波長によって、UVA 、UVB 、UVCの3 種類があります。これらのうち、UVCは波長が短くオゾン層などで吸収され、地表には到達しません。地表まで届いて害を及ぼすのは、UVA とUVBの2 つです。UVAは、波長が長く、皮膚の奥まで入ります。UVB は、UVA よりも波長が短いため、地表に届く量は多くはありません。しかし、UVA よりもエネルギーが強いため、障害をもたらします。

皮膚は、「表皮・真皮・皮下組織」から構成されます。真皮には、繊維芽細胞から作り出されるコラーゲンとエラスチンがあり、皮膚の弾力性や張りを保っています。そこに紫外線が当たると、UVA が真皮まで到達して、繊維芽細胞に障害を生じ、コラーゲンやエラスチンが適切に作られなくなる結果、シワを生じます。

UVBは、表皮に届いてシミ・日焼け・皮膚ガンの原因となります。UVBが表皮に達すると、表皮の基底層に存在する「メラノサイト」という細胞が「メラニン」色素を産生します。これが日焼けです。日焼けを繰り返すと、シミとなります。

真皮には、皮膚の強さを維持する「膠原繊維」と弾力を保つ「弾性繊維」が存在します。膠原繊推はコラーゲン、弾性繊維はエラスチンというタンパク質で構成されています。コラーゲンとエラスチンの働きによって皮膚の弾力性としなやかさが維持されています。さらに、コラーゲンとエラスチンの間には、ヒアルロン酸が存在します。皮膚の張りやみずみずしさは、ヒアルロン酸の保水性の働きによります。紫外線や加齢によって、コラーゲン、エラステン、ヒアルロン酸が減少すると、シワが生じるのです。

肌のトラブル

肌のトラブルを防ぐには、まず紫外線を避けることが第一条件です。紫外線量は夏季に急増します。晴れた日だけではなく、曇りや雨の日でも紫外線はゼロにはなりませんので注意が必要です。衣服や帽子で紫外線を防ぐとともに、紫外線防止剤などの利用もできます。

シワに対しては、保湿性を保つ、ビタミンA誘導体の外用、ケミカルピーリングなどの方法があります。さらに、コラーゲンやヒアルロン酸を外科的に注入することもできます。

サプリメント

肌のトラブルには、ビタミンCやB2がよく利用されます。薄いシミの場合には、ビタミンC の摂取だけで改善が期待できます。また、紫外線による障害は、肌のトラブルだけではなく、白内障などもあります。さらに、紫外線によって発生する活性酸素は、体に有害です。それらを防ぐためにもサプリメントが利用されます。皮膚の張りやしなやかさ、みずみずしさを保つための成分も、サプリメントとして用いられます。

抗酸化ビタミン

  • ビタミンC
  • ビタミンE

肌を健康に保つ

  • ビタミンB

メラニンの産生を抑える

  • ビタミンC

肌のハリを保つ

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コレステロール値が高い症状について

日本動脈硬化学会の診断基準によると、

  1. 総コレステロール値が220mg/dl以上
  2. LDLコレステロール値が140mg/dl以上
  3. HDLコレステロール値が40mg/dl未満
  4. 中性脂肪が150mg/dl以上

のいずれか1つ以上を満たすときに高脂血症と診断されます。日本では、4人に1人、約3000万人もの人が高脂血症と推計されています。特に、男性では40歳代以上、女性では50歳代以上で問題となっています。

 

高脂血症とは、いわゆる「血液ドロドロ」の状態です。高脂血症を放置すると動脈硬化が進行し、脳梗塞や心筋梗塞といった病気を引き起こします。

たとえば、日本人5万人を対象にして6年間追跡調査した研究によると、血液中のコレステロール値が高いはど、心筋梗塞の危険度が増加することがわかっています。コレステロール値が高いというだけでは症状はありませんが、放置すると重大な病気を生じるので、早めの対策が大切です。コレステロールのうち、HDLは「善玉」、LDLは「悪玉」と呼ばれます。動脈硬化を促進するのは、LDLコレステロールです。特に、LDLが酸化されて生じる「酸化LDL」が問題です。また、高血圧や糖尿病などの病気をすすでにもっている人が高脂血症を合併すると、動脈硬化が促進されます。

なお、女性の高コレステロール血症は、更年期・閉経以後に多く認められます。これは、「エストロゲン」という女性ホルモンが低下することが原因です。エストロゲンには、LDLコレステロールを細胞に取り込んで利用する働きがあります。更年期を迎えてエストロゲンが少なくなる年代では、食生活に大きな変化がなくても高コレステロール血症が生じやすくなるのです。中高年の女性に勧められるサプリメントは、大豆イソフラボンです。

対処方法

コレステロールは、体に必要な成分であり、肝臓で合成されます。そのため、血液中のコレステロールは、食事に由来する分と、肝臓で産生される分とがあります。高コレステロール血症と診断された場合には、食事からのコレステロール摂取を抑えるとともに、抗酸化作用のある食品成分を積極的に摂ることで、酸化LDLの産生を防ぎます。

コレステロール値を下げる食事の基本は

  1. 食物繊維を摂ることで、コレステロールを吸着させて体外に排泄する。
  2. 抗酸化作用をもつ成分を摂り、LDLの酸化を防ぐ。
  3. 大豆タンパク質の摂取によりコレステロールを減らす。
  4. 魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸(DHAやEPA) を摂り、血栓症を予防する。

といったことです。これらは、食事内容の見直しが優先されますが、サプリメントによって補うこともできます。また、運動習慣をもつことも大切です。

 

サプリメント

コレステロールの吸収を抑える

コレステロール値を下げる

血液をさらさらにして血栓を防ぐ

  • DHA
  • ナットウキナーゼ

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機能性食品ならコレステ生活がおすすめです。コレステ生活は、サプリメントで手軽にコレステロール対策ができると人気の、機能性表示食品です。松樹皮由来のプロシアニジン(プロシアニジンB1として)が含まれ、コレステロールが高めの人に適した食品で、総コレステロールや悪玉(LDL)コレステロールを下げる機能があります。
その効果は、コレステロールが高めな男性・女性を対象とした、12週間の臨床試験で確認されています。

 

まずは、食物繊維をしっかり摂ることからはじめて食習慣を改善し、その後なかなか数値が改善しないのであれば機能性食品を試すのがいいでしょう。

また、便秘をしないように注意することも大切です。食事で吸収されたコレステロールを排泄するのは便が大半です。便秘になってしまうと中性脂肪値が上昇するのは言うまでもありません。

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肝臓について

肝臓は、「沈黙の臓器」と呼ばれ、異常に気づきにくい臓器です。そのため、肝臓病を防ぐには、定期検診が大切です。肝臓病の原因として多いのはウィルス性肝炎であり、その他、アルコールや薬剤による肝障害が知られています。

人体では肝臓は、次のような重要な働きをしています。

  1. 栄養素を体内で活用できる形に再合成。小腸から送られてきた栄養素は、門脈やリンパ管を経て肝臓に運ばれ、肝臓で分解・再合成されます。
  2. 有害物質を解毒。よく知られているのは、アルコールの分解です。アンモニアを、無毒の尿素に変えるのも肝臓の作用です。
  3. 胆汁の産生。腸内での消化吸収に必要な胆汁を産生します。
  4. 赤血球の分解。古くなった赤血球からヘモグロビンを分解して、ビリルビンを作ります。
  5. 女性ホルモンの調整

病気との関連性

肝臓は、体内の化学工場としての働きをもっています。タンパク質、炭水化物、脂肪を3大栄養素といいます。肝臓は、吸収された栄養素を体が利用できる形に変えて貯蔵します。この働きを代謝といいます。たとえば、炭水化物の代謝の1つに、ブドウ糖の産生があります。脳や赤血球のエネルギー源となるブドウ糖は、肝臓で合成や貯蔵が行われています。また、タンパク質から分解されたアミノ酸は、肝臓において、体で必要とされるアミノ酸やタンパク質に再合成されます。タンパク質代謝は、アミノ酸の分解と、筋肉や酵素の原材料として必要なタンパク質の合成などです。肝臓は、脂質代謝にも働く臓器であり、脂肪酸の分解と貯蔵も行います0脂肪は、消化管で脂肪酸とグリセリンに分解され、肝臓でコレステロールや中性脂肪、リン脂質に合成されます。

アルコールを分解することも肝臓の役割の1つです。肝臓に運ばれたアルコールは、アセトアルデヒドに分解され、酢酸を経て、最終的には、二酸化炭素と水に分解されます。二日酔いの原因は、中間産物であるアセトアルデヒドです。過度の飲酒による肝臓病には、アルコール性肝炎やアルコール性肝硬変があります。

肝炎の原因には、アルコールや自己免疫性疾患などの他、ウィルスによるものが多くあります。日本での肝臓病は、ウィルスが原因となるケース( ウィルス性肝炎)が多いとされています。特にC型肝炎は、日本でのウイルス性肝炎の70% を占めています。 C型肝炎は、A型やB型肝炎と違い、はっきりした自覚症状は少なぐ慢性期を経過します。しかし、慢性肝炎の状態を経たあと、肝硬変や肝ガンを発症する率が高いため、恐れられています。

対処方法

型やC 型といったウイルス性肝炎、アルコール性肝障害など、肝臓に何らかの疾患がある場合には、西洋医学による定期検査が必要です。飲酒 などの生活習慣の見直しはいうまでもありません。

サプリメント

肝臓を守るサプリメントの代表は、ウコンとマリアアザミです。両者は、

といった使い分けができます。

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ED勃起障害とは?

ED とは、勃起障害あるいは勃起不全の状態を意味する略語で、英語の頭文字に由来します。医学的には「性交時に十分なだけの勃起が得られないため、あるいは十分な勃起が維持できないため、満足な性交が行えない状態」とされています。

従来は「インポテンツ」という表現が使用されていました。しかし、性的不能と訳されるため、最近ではEDという表現が定着しています。

病気との関連性

現在、日本は40〜70 歳の男性の半数以上が、何らかの原因でEDであるという報告があります。病気に関連するケースとして、うつ病や糖尿病などによって生じるEDが知られています。EDは、男性なら多くの人に起こりうる病態といえるでしょう。

対処方法

健康的な性生活を送るには、生活習慣が大切です。ストレスは性的欲求を減退させます。タバコは血液循環を悪くするのでやめましょう。うつ病など病気に関連して生じたEDでは、原因となる元の疾患の治療が最優先されます。糖尿病が原因となるEDを予防するためには、血糖コントロールがもっとも重要です。

サプリメント

生活習慣を見直しつつ、サプリメントも利用できます。なお、マカは「天然のバイアグラ」ともいわれますが、即効性はありません。

正常な性腺機能の維持に必要なミネラル

  • マカ
  • 亜鉛
ニラの種の健康食は、頻尿、夜間頻尿、EDなどに効く

夜間頻尿と残尿感がニラの種「すっきり種」で大幅改善、尿量も増えた

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花粉症の症状について

花粉症は、花粉に対するアレルギー反応が原因で生じる病態です。代表的な症状は、「くしゃみ」「鼻水・鼻詰まり」「目のかゆみ、涙目」などです。また、「のどのかゆみ、咳」「肌荒れ」「イライラする、眠れない」といった症状も認められます。花粉症対策は症状が出る前に開始します。早期の治療は、症状が出るのを予防したり、発症したときに症状を軽くしたりという効果があります。

病気との関連

ヒトの体には、外界からの異物が体内に侵入したとき、それを排除するしくみがあります。これが免疫系で、本来は有害な異物から体を守るための働きです。免疫系が体に好ましくない症状を生じるときにアレルギーと呼びます。

花粉症は、本来は無害な花粉に対して免疫系が働き、くしゃみなどで体外に排除しようとするアレルギー反応なのです。花粉が体内に入ると、それに対してリンパ球から抗体が産生されます。この抗体は、目や鼻の粘膜に存在する「肥満細胞」という細胞に結合します。そして、その刺激によって、肥満細胞からヒスタミンやロイコトリエンといった化学伝達物質が放出されます。これらの物質によって、花粉症の症状が引き起こされるのです。たとえば、ヒスタミンは、知覚神経を刺激して、くしゃみ、鼻水、涙目などを起こします。また、ロイコトリエンは、鼻粘膜の血管に働いて鼻詰まりを引き起こします。

対処方法

花粉の飛散が始まる1〜2週間前から、自分の体質に合うサプリメントや医薬品による予防を開始すれば、症状が軽くてすみます。具体的には、「くしゃみ・鼻水」には抗ヒスタミン作用をもつ成分を利用します。また、「鼻詰まり」には抗ロイコトリエン作用の成分を用います。それぞれの作用について、サプリメントも医薬品もあります。さらに、医薬品としては、ステロイド薬や血管収縮薬があり、症状の強い時期に短期間だけ利用できます。

もちろん、花粉の飛散時期には、花粉を体や服につけないように注意が必要です。飛散量の多い日の外出の際には、マスクやめがねの利用、髪型や服装の工夫で対処しましょう0 花粉の付着を防ぐ工夫と、付着した花粉を取り除く工夫の2つが必要です。

また、タバコや過度のアルコール摂取は、鼻やのどの粘膜の防御機構を低下させるので、避けます。さらに、過労や睡眠不足、風邪などの感染症にも注意しましょう。

眠気を抑えた即効性のある「アレルギー・鼻炎薬」
https://kusiri-guide.com/archives/33

サプリメント

サプリメントの成分は、抗ヒスタミン作用と抗ロイコトリエン作用の2つが基本です。甜茶やバラの花エキスのように比較的早く効果が現れる成分もあれば、シソの実油のように1ヶ月ほど継続することで効果を実感できるサプリメントもあります。

最近は、花粉症に「じゃばら」が効いた!!抗アレルギー成分のナリルチンが温州みかんの19個分、鼻水、鼻づまり、目のかゆみが改善などもあります。

シソの実油

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中性脂肪について

「中性脂肪」は血液中の脂質の1つで、体のエネルギー源として利用されます。食事に含まれる糖質や脂質から合成され、全身を回ってエネルギ」として使われ、過剰な分は脂肪細胞に蓄えられます。

中性脂肪の値は、人間ドックなどの血液検査でわかります。正常値は150mg/dl未満です。150mg/dl以上のときに高脂血症(高中性脂肪血症)と診断されます。最近では、肥満者や糖質・炭水化物の摂取の多い人の間で、中性脂肪の値が高いと指摘される人が増えています。

病気との関連性

コレステロールと中性脂肪の値のいずれか一方、あるいは両方が高い場合、「高脂血症」と診断されます。このうち、コレステロール値が高いと動脈硬化が進行し、虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)や脳梗塞が起こりやすくなることはよく知られています。

一方、中性脂肪値が高いタイプの高脂血症′偶中性脂肪血症)でも、動脈硬化が促進されることがわかっています。たとえば、中性脂肪が多いと、通常のLDL(悪玉)コレステロールよりもサイズの小さな「スモールLDL」が多く産生されます。また、リポタンパク質が代謝される過程で生じる「レムナント」という老廃物も増加します。高中性脂肪血症では、これらの「スモールLDL」や「レムナント」が血管壁に沈着し、動脈硬化を促進するのです。さらに、中性脂肪が多いと、HDL(善玉)コレステロールが減少します。HDLコレステロールは血管壁に蓄積したコレステロールを回収する働きがある重要な成分であるため、それが少なくなると、動脈硬化を促進するリスクになります。

対処方法

中性脂肪値が高くなるもっとも多い原因は、不適切な生活習慣です。具体的には、食事の過剰摂取によるエネルギーの摂りすぎと、運動不足によるエネルギー消費不足による高中性脂肪血症です。

中性脂肪値が高いだけでは、特に症状はありません。しかし、放置しておくと、動脈硬化が進み、心臓病や脳梗塞のリスクが高まりますので、早めに改善が必要です。また、最近では、中性脂肪に加えて、コレステロール、血糖値、尿酸、血圧といった項目にも同時に異常を指摘される人が増えています。個々の値の異常がそれほどではなくても、複数の項目に異常値が及んでいることは、動脈硬化を促進する大きなリスクであることがわかっています。

中性脂肪値が高いといわれたら、まず食生活を見直します。糖質・炭水化物の摂取が多すぎないか、脂肪の摂取はどうかといった注意が必要です。ブドウ糖や果糖など吸収されやすい単純炭水化物の摂取が多いと、インスリンというホルモンが分泌され、中性脂肪の合成が促進されます。

サプリメントで中性脂肪を下げるには

高中性脂肪血症に対しては、ライフスタイルの改善が最優先されます。特に食生活において、食事内容と食行動の見直しが重要です。その上で、下記のサプリメントを個人の体質に応じて、適切に組み合わせます。また、原則として、高脂血症あるいは何らかの疾患で治療中の人、医薬品を服用中の人は、主治医に相談しましょう。

血液をさらさらにする

動脈硬化に対する有効性

運動効果

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肥満について

近年、中高年層を中心として肥満者が急増しています。男性では30歳代以上、女性では40歳代以上の年代において、肥満者が多く、肥満を原因とする生活習慣病の問題が生じています。

肥満とは、単に体重が多いということではなく、脂肪組織が過剰に蓄積した状態をさします。しかし、体脂肪の割合(体脂肪率)を正確に測定するのは容易ではありません。一般に、肥満の判定基準として、BMIが用いられます。

BMIとは国際的に通用する肥満度基準で、計算式は、BMl= 体重(kg)÷(身長×身長(m)です。成人でBMI値22のとき、もっとも理想的な体重とされています。

「普通体重」はBMIが18.5以上25未満のときです。25以上では「肥満」、B M 18.5未満では「低体重」と判定されます。また、22 に相当する体重を標準体重とします。

なお、BMIという数値自体が、体脂肪量を正確に反映しているわけではありません。BMIでは、身長と体重が同じであれば、筋肉質の人でも脂肪の多い人でも肥満の程度は同じと計算されてしまうからです。そのため、BMIが標準範囲内であっても、実際には体脂肪の割合が多い、「隠れ肥満」という場合もあります。

病気との関連

肥満が医学的に問題なのは、生活習慣病を合併するからです。一般に、重症の肥満になるほど、合併症の出現頻度は増加します。また、合併症の出現頻度は、肥満の重症度だけではなく、体脂肪の分布にも関係します。同じ肥満であっても、上半身肥満のほうが下半身肥満よりも病気になりやすいのです。また、上半身肥満は皮下脂肪型肥満と内臓脂肪型肥満とに分けることができ、後者のほうが高血圧や高脂血症、糖尿病、痛風、脂肪肝といった病気を合併しやすいことがわかっています。

対処方法

適正体重の維持には、適切な食生活と運動習慣が基本になります。ただし、私たちの周りには、太りやすい人とそうでない人がいます。食事を減らしダイエットしても思うように体重の減らない人もいれば、「やせの大食い」といわれるように、いくら食べても太らない人もいます。同じカロリーを摂取しても体重に差が生じるのは、体質による差、いい換えれば、個人のもつ遺伝子(遺伝素因)の差に起因します。 太りやすい体質をもつ人が、食べすぎや運動不足などになりやすい環境で生活するとき、肥満となります。つまり、ヒトの肥満は、遺伝と環境との両方に関連する多因子遺伝性疾患という病態なのです。

サプリメント

適正体重を維持する基本は、食生活と運動習慣です0 太りやすい体質の人では、ライフスタイルの見直しが特に重要です。その上で、サプリメントを生活習慣改善のために補助的に利用しましょう。

血糖値の上昇を緩やかにしてインスリンの分泌を抑え、体脂肪の蓄稚を防ぐ

ギムネマ

脂肪吸収をおさえる

キトサン

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排尿トラブルの症状について

排尿のトラブルとして多いのは、50歳以上の男性では「前立腺肥大症」、若年女性では「急性膀胱炎」です。

病気との関連

高齢男性では、前立腺肥大症による排尿困難が認められます。前立腺肥大症は、前立腺ガンとは異なり、良性の病気ですが、日常生活に支障を来すこともあります。また、前立腺肥大症によって膀胱に尿が残るようになると、「慢性膀胱炎」を起こしやすくなります。

若年女性で生じる排尿トラブルで多いのは、「急性膀胱炎」です。泌尿器系の解剖学的な違いで、女性では大腸菌などの細菌による「尿路感染症」が起こりやすいのです。症状として、排尿痛、頻尿、尿の混濁が認められます。

対処方法

前立腺肥大症の予防や治療については、医薬品の他、ハーブも効果があります。ただし、自己判断だけではなく、たとえば、前立腺ガンの可能性を否定するために、病院での定期検診も大切です。

サプリメント

排尿のトラブルに利用できるサプリメントがあります。

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腰痛の症状について

現代人の10人に1人は「腰痛」で悩んでいるという調査があります。「肩こり」もよく認められます。一般に、腰痛・肩こりは、筋肉の疲労が原因で起こります。たとえば、同じ姿勢をとり続けることで筋肉が緊張して血行が悪化し、痛みやこりが生じるのです。

病気との関連性

腰痛は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症のように腰椎に障害が起きて生じる場合と、原因不明で主に姿勢の悪さから生じる「腰痛症」とがあります。肩こりは、骨・筋肉に異常がある場合と、筋肉の疲労によって生じる場合とがあります。

運動不足による筋力の低下、デスクワークにおける姿勢の悪さなどが原因で、筋肉が緊張し血行が悪化すると、「乳酸」などの疲労物質が蓄積され、痛み・こりが生じるのです。

対処方法

骨や関節に障害のある場合には、整形外科的な診断と治療が必要になります。一方、腰痛の多くは、統合医療では(欧米の基準を満たすレベルにある)「カイロプラクティック」の適応となります。

サプリ

生活習慣を見直しつつ、腰痛・肩こりに効くサプリメントも利用できます。

血行を改善し痛み・こりを緩和する